水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」
「TRITON PROJECT(トリトンプロジェクト)」は、新世代のフィッシャーマンを増やし、未来へ向かってこの国の産業を変えていくプロジェクトです。
2015年12月から石巻市水産業担い手センター事業を受託し、宮城県漁協の各支所と一緒に事業を展開してきました。この7年で各浜に送り込んだ若者の数は約40名。その中には漁協の組合員に認められ、自分で養殖物を手がけたり、漁を行う若者も出てきています。
このプロジェクトが生まれた背景には、東日本大震災という出来事も欠かせません。当時20~30代だったフィッシャーマン・ジャパン(以下)のメンバー漁師も、輪をかけて加速する若手の人材不足に危機感を覚えていました。
毎年辞めていく漁師の数には到底追いつくことはできない。
それでも浜に漁業を志す思いを持った若者が一人いることが、どれほど大きな意味を持つのか。そして仲間がいる大切さを知っているからこそ、私たちはこのプロジェクトに力を注いできました。
ぜひ一緒に、漁師コーディネーターとして。未来に続く水産業の景色をつくってみませんか?